私達は自分に合った様々な化粧品を使っています。そこでたまに見かける「医薬部外品」や「医薬品」の文字。これらは美白化粧品やニキビケア系の化粧品に多くみられますよね。医薬品はなんとなくわかっても医薬部外品ってなんだ?って思いながらも効果がありそうだから使っているなんて方も多いのではないでしょうか?
そこでどのような定義でその言葉が使われているのか調べてみましたので頭の片隅にでも残れば嬉しいです。
医薬部外品とは
医薬部外品とは簡単に言ってしまえば医薬品と化粧品の中間的な部類に位置します。体に対する作用の緩やかなものを指し、臨床実験をし、厚生労働省の認可が下りないと医薬部外品という言葉はつかえません。
しかし、間違えてほしくないのは医薬品のように誰にでも効果を確実に発揮するものではないということを憶えておきましょう。
ニキビケアなどの化粧品に多く使われている「薬用」という事ばも医薬部外品の部類に入ります。
では医薬品でも色々と種類があるので解説していきます。
ひとことで医薬品と言っても第一類医薬品、第二類医薬品、第三類医薬品と区分があり、それぞれのリスクの度合いと許可される販売形態が異なります。
一般用の医薬品の中でもリスクが高いのは第一医薬品に分類されます。陸酢はそれほど高くないものの、リスクの懸念がまったく無いわけではないものを第二医薬品に分類します。
第三医薬品は服用し、体調に影響があっても日常生活に支障をきたすほどに至らないものに区分されます。
例を出すとビタミン剤や整腸剤などがこの第三医薬品に分類されます。
医薬品とそれぞれの取扱い区分
2009年の薬事法の改正によって第一類医薬品と第二類医薬品は薬剤師がいる店舗での対面販売が義務づけられました。第三類医薬品に限っては薬剤師がいなくても販売していいということになり。コンビニエンスストアや通信販売での取り扱いが認められました。
おさらい
一般的なスキンケア商品は薬事法によって「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」のどれかに分類されます。
医薬品は病気などの治療を目的としたものを指し、厚生労働省により配合されている有効成分の効果が認められたものをいいます。
医薬部外品は厚生労働省が許可した効果。効能に有効な成分が一定の割合で配合されたものを指します。医薬品の治療を目的にしたものというより、防止・予防・衛生を目的として作られています。
化粧品とは医薬部外品よりさらに効果・効能が緩和で、美化する、魅力を増やす、健やかに保つなどの目的で使用されます。
いかがでしたでしょうか?
ほんの少しでも知識を蓄えることによって商品の見方も違えば自分にとってどのようなものを使えばよいかわかってくると思います。
今度、ドラッグストアなどに行った際は注意深く見てみると面白いとはずです。