シミのケアというと一般的には美白成分が配合されたスキンケアアイテムでのお手入れが思い出されます。
美白コスメを使用するなど、肌を外側からお手入れする事も重要ですが、より美しい肌を求めるなら毎日の食事も同じくらい大切なので、シミに効果を発揮する栄養素とその食材をご紹介します。
美白食事に取りいれたい栄養素とは?
できてしまったシミを食事で消してしまうのは難しいですが、シミ予防としては期待ができます。
なんといってもビタミンC
抗酸化作用が高く、美白には欠かすことのできない代表的な栄養素です。シミの原因となる活性酸素を除去してメラニンの生成を抑制する効果あるので積極的に取り入れましょう。
パプリカ・柿・アセロラ・柚子・キウイフルーツ・モロヘイヤなどに含まれています。
■:ビタミンCはこまめに取り入れるのがポイント
美白を代表するビタミンCですが水溶性の栄養素のため、身体の中に留めていることが難しく摂取しても体外に排出されやすく効果の持続性は期待できません。こまめにフルーツや野菜を取り入れる食生活を心がけることで美白効果を維持します。
L-システイン
肌の新陳代謝を正常にする作用があり、ビタミンCと一緒に摂取すると相乗効果させます。新陳代謝が活発になることで、メラニン排出を促進します。
豆乳やはちみつなど、L-システインを豊富に含む食品と、ビタミンCを豊富に含むレモンなどを入れたドリンクなどを飲むことをお勧めします。
他にも、卵やヒマワリの種、ブロッコリーなどにも含まれています。
リコピン
高い抗酸化力があり、その力はビタミンEの100倍ともいわれています。メラニン生成を抑制して、紫外線によるダメージを修復する効果があるとされています。
リコピンといえばトマトが思い浮かびますが、他にもスイカやニンジンなどにも含まれています。
アスタキサンチン
高い抗酸化作用があります。活性酸素を除去し肌の老化を防ぎます。ダメージを修復して、メラニンを抑制する作用もあるとされています。
鮭やイクラ・甘エビ・金目鯛・毛蟹などに含まれています。
エラグ酸
ポリフェノールの一種です。高い抗酸化作用で、肌細胞が老化するのを抑制します。メラニンを抑制する効果で美白ケアします。
ザクロ・ブルーベリー・イチゴ・クランベリー・ナッツなどに含まれています。
まとめ
シミケアには、美白成分が配合された化粧品でのお手入れも、もちろんとても大切です。それと同時に食生活にも意識することでシミのできにくい肌に近付くことができます。
食生活が乱れると、肌荒れやくすみなどのトラブルにも繋がりますので、日頃から意識してバランスの良い食事を取り入れましょう。
栄養バランスを意識した食生活はなかなか難しいという方には、サプリメントで効率良く摂取することもお勧めします。