美白ケアというと真っ先に思い浮かぶのが化粧品やサプリメントですよね。しかし、あまりケミカルなものを好まない方も少なからずいるかと思います。
そこで今回は美白に効果をもたらす漢方薬はあるのか?調べてみましたのでご紹介していきます。
通常、肌に何かトラブルがあった場合、とりあえずその症状を緩和させようとすることを対処療法といいます。漢方薬の考え方はその対処療法と違い、体の中の原因を改善するというところから治療を始めます。
漢方の考え方で「体を温め、水の流れを良くして老廃物を捨て、足りないところには補い、バランスを整える」があります。これは現在の美白化粧品やサプリと考え方は似ていて、細胞に蓄積されたメラニンを排出するために新陳代謝を活発にするということです。
それを臓器のレベルから改善してしまおう!というのが漢方の考え方。
美白に効果のある漢方成分は?
○イチョウ葉エキス
結構を促進する成分を豊富に含んでおり、メラニンの生成を抑える力と抗酸化作用があることが証明されています。
○ナツメ
胃腸の働きを活性化させる働きがあり、デトックス効果があります。内臓から正常に整えることで肌から排出される有害物質を減らします。
炎症を防ぎ、肌ストレスをなくすことで炎症や色素沈着を防ぎます。
○ハトムギ
体内の水分の流れをコントロールし、正常化する働きがあります。
細胞間の老廃物の排出の働きを盛んにすることで蓄積されたメラニンを排出する効果が高まることでシミを改善するのに効果を発揮します。
○カンゾウ
シミや色素沈着に有効と知られている成分。高い保湿性を持ち合わせていて肌を保護する効果があります。
では本題の漢方薬をご紹介
■当帰芍薬散
こちらは女性ホルモンのバランスを整え、冷え性改善などに作用する漢方薬です。
肝斑というシミは女性ホルモンの乱れが大きく関わっているとされていますし、結構が悪いと生成されたメラニンを排出できなくなってしまいます。
ホルモンバランスを改善し、肝斑うを解消、これから出来る肝斑を予防する効果が期待できます。
■ヨクイニン
美白効果があるとされるハトムギの実の殻を取り除いたのがヨクイニンです。肌への保湿効果やむくみ改善にも効果があります。
利尿作用があり、体内の水分の流れを改善することによって、過剰に蓄積されたメラニン色素や古い老廃物を排出することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
漢方薬でも美白に効果のある成分や薬は存在しました。しかし漢方薬といっても高価なものなで中々手がが出せないという方もいると思います。
また、すぐに手に入るものでは無いので自分にあった美白ケアをすることが大切かと思います。